25 Dec

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米国IPO週報 – 2017/06/26

23 Jun

【米国IPO】

6月19日の週は3社が株式公開しました。

Granite Point Mortgage(GPMT)
・REIT(ニューヨーク州New York)
・商業不動産ローン債権を保有
・設立2017年、従業員 – 名
・売上$72M、利益$43M、時価総額$ M
・$195M調達、初日n/a

Altice USA(ATUS)
・通信(ニューヨーク州Bethpage)
・ブロードバンド通信サービス;オランダAlticeの米国現地法人
・設立2002年、従業員16,000名
・売上$7.7B、損失$768M、時価総額$2.2B
・$1.9B調達、初日9%上昇

Safety, Income and Growth(SAFE)
・REIT(ニューヨーク州New York)
・商業不動産用地を保有;トリプルネットリース
・設立2017年、従業員 – 名
・売上$22M、利益$8M、時価総額$364M
・$205M調達、初日5%下落

【ベンチャーM&A】

ベンチャーおよびテクノロジー関連のM&Aでは下記のような案件が話題になりました。

・NovadaqをStrykerが買収(生体蛍光イメージング;$701M)
・BonobosをWalmartが買収(男性アパレル通販サイト;$310M)
・ZenlyをSnapが買収(ソーシャルマッピング;$250M~350M)
・KongregateをModern Times Groupが買収(モバイルゲーム;$55M)
・VRBをSamsungが買収(VRプラットフォーム;$6M)
・codebenderをCodeanywhereが買収(Arduinoコード開発コミュニティ)

【ベンチャーファイナンス】

未公開企業による資金調達のなかで目立ったものをご紹介します。

<半導体、エレクトロニクス、モビリティ、etc.>

・中軌道(MEO)人工衛星のOmnispaceが$30M(用途はM2M通信など)
・メニーコアプロセッサのKalrayが$26M(スーパーコンピュータオンチップ)
・パーソナルロボットのMisty Roboticsが$12M(Spheroスピンアウト)
・マルチモーダル(モビリティ)サービスのMaaS Globalが$11M(トヨタファイナンシャルサービス、あいおいニッセイ同和損害保険も出資)

<エネルギー、環境、農業、etc.>

・えび養殖技術のtru Shrimpが$16M

<ライフサイエンス、ヘルスケア>

・赤血球治療のRubiusが$120M(自己免疫疾患、代謝性疾患、がん、など)
・がん治療薬のRepareが$68M(合成致死性に着目した創薬)
・自己免疫疾患治療薬のSyntimmuneが$50M
・幹細胞治療のGamidaが$40M(白血病、リンパ腫、など)
・ペイロニー病治療薬のEtonが$20M
・美容皮膚科クリニックのSchweiger Dermatologyが$20M
・細胞・遺伝子治療管理ソフトウェアのVinetiが$14M(GEも出資)
・医師ディレクトリAPIのBetterDoctorが$11M
・抗体レパートリー情報のSerImmuneが$8M(抗原を把握)
・受診相談アプリのCirrusMDが$7M(診療ネットワーク内でテキストメッセージ)

<教育、人材、働き方>

・学生行動管理のHero K12が$150M
・人材採用管理のyelloが$31M
・人工知能作文プラットフォームのTextioが$20M(求人広告の文章解析;採用活動を改善)
・派遣社員エンゲージメントプラットフォームのSense Talent Labsが$10M(派遣会社向け)
・人事福利厚生管理のEase Centralが$7M

<ICTインフラ、エンタープライズ、マーケティング>

・エンドポイントセキュリティのCybereasonが$100M(ソフトバンクも出資)
・クラウドセキュリティのAlert Logicが$70M
・コグニティブ業務自動化のAeraが$50M
・インターネット接続センサシステムのSamsaraが$40M(IoTゲートウェイなど)
・オンライン広告プラットフォームのMediaAlphaが$20M(RTB DSP;バーティカル検索メディア)
・ホテル顧客体験管理アプリのKEYPRが$19M(チェックイン、キーレスエントリー、など)
・宅配管理のGetSwiftが$18M
・予測メンテナンスプラットフォームのAuguryが$17M
・モバイル端末管理のMovius Interactiveが$15M(BYODに業務用電話番号を付与)
・デジタル広告クリエイティブ管理のCeltraが$15M
・アパート民泊ソリューションのPillowが$14M(居住者と管理会社が協力)
・Eコマース向けレコメンデーションのUnbxdが$13M
・財務意思決定支援のAlightが$11M(設備投資などのシナリオ比較分析
;CATも出資)
・資産(設備)管理のNuvoloが$10M
・データベース仮想化のDatometryが$10M
・クラウドセキュリティのShieldXが$9M
・ホテル予約管理のCloudbedsが$9M
・サービスアシスタントのTallaが$8M(人工知能)
・B2CマーケティングサービスのUnderground Elephantが$8M
・宴会場イベント管理のTripleseatが$7M
・在宅ワーカー向けアプリのOpen Home Officeが$7M(大部屋の職場の喧騒を再現)
・クラウドセキュリティのGreatHornが$6M

<フィンテック、etc.>

・ビットコインのBlockchainが$40M(Google、Virginも出資)
・モバイル銀行のAtom Bankが30Mユーロ(融資枠)
・月次決算自動化のFloQastが$25M
・決済カード・アプリ統合APIのSequentが$16M
・不動産投資マーケットプレースのRealtySharesが$12M(融資枠)
・スマートプリペイドカードのSoldoが$11M(支出管理)
・財務計画アプリのAdvizrが$7M(ファイナンシャルプランナー向け)
・著作権売買マーケットプレースのRoyalty Exchangeが$6M

<メディア、コンシューマ>

・若者向けメディアのViceが$450M
・アパレル通販サイトのFarfetchが$397M(JD.comも出資)
・マットレス製造直販のCasperが$170M(Targetも出資)
・食事宅配サービスのFreshlyが$77M(Nestleも出資)
・サッカー番組ストリーミングのfuboTVが$55M
・インタラクティブTVアプリのSamba TVが$30M
・婦人靴製造直販のM.Gemiが$16M
・宅配クリーニングのRinseが$14M
・若者向けメディアのMic Networkが$7M

【発行人】

TransCap 坂崎 昌平 – http://www.transcap.net

米国IPO週報 – 2017/06/19

17 Jun

【米国IPO】

6月12日の週は2社が株式公開しました。

Athenex(ATNX)
・バイオ(ニューヨーク州Buffalo)
・がん治療薬;経口抗がん剤、キナーゼ阻害剤
・設立2003年、従業員429名
・売上$21M、損失$118M、時価総額$663M
・$66M調達、初日14%上昇

Boston Omaha(BOMN)
・不動産(マサチューセッツ州Boston)
・屋外広告、住宅ローン保証保険、不動産管理など
・設立2015年、従業員43名
・売上$5M、損失$3M、時価総額$147M
・$72M調達、初日2%上昇

【ベンチャーM&A】

ベンチャーおよびテクノロジー関連のM&Aでは下記のような案件が話題になりました。

・Whole FoodsをAmazonを買収(オーガニック食品スーパー;$13.7B)
・ViaWestをPeak 10が買収(データセンタ;$1.7B)
・TicketflyをEventbriteが買収(チケット販売;Pandoraが$200Mで譲渡)
・Ravel LawをLexisNexisが買収(リーガルインフォマティクス)
・The Room RingをRoomiが買収(ルームメート検索)
・TrustYouをリクルートが買収(宿泊施設クチコミ)

【ベンチャーファイナンス】

未公開企業による資金調達のなかで目立ったものをご紹介します。

<半導体、エレクトロニクス、モビリティ、etc.>

・中国バイクシェアのMobikeが$600M(自転車)
・中東配車アプリのCareemが$150M
・人工知能プラットフォームのElement AIが$102M(Intel、Microsoft、Nvidiaも出資)
・ゲーム用PCのShadowが$57M
・電動バスのProterraが$55M
・トラック運転手アプリのTrucker Pathが$30M(ナビ、マーケットプレース;RenRenも出資)
・中国カーシェアのPonycarが$22M(電気自動車)
・レストラン調理ロボットのMomentum Machinesが$18M(Googleも出資)
・無線通信技術のPivotal Commwareが$17M(ホログラフィック・ビーム・フォーミング)
・自動運転車マシンビジョンのAEyeが$16M(固体LiDAR;Intel、Airbusも出資)
・人工知能音声プラットフォームのSnipsが$13M
・自動車修理見積もりアプリのSnapsheetが$12M(複数の工場が入札)
・P2PカーシェアのSnappCarが10Mユーロ
・家庭用センサのNotionが$10M
・アメフトヘルメットのVICISが$10M(安全性向上)
・無線スペクトラム可視化システムのDigital Global Systemsが$9M(通信インフラ最適化)
・ランタイム暗号化のFortanixが$8M(Intel SGX利用)

<エネルギー、環境、農業、etc.>

・住宅向け太陽光発電のSunnovaが$140M(融資枠)
・昆虫由来タンパク質のProtix Biosystemsが$50M(飼料)
・ベビーリーフのBowery Farmingが$20M(植物工場)

<ライフサイエンス、ヘルスケア>

・健康指導プログラムのOmada Healthが$50M
・腰部脊椎管狭窄症治療機器のVertosが$28M
・遺伝子検査のCentogeneが$28M(希少遺伝性疾患)
・DNA合成受託サービスのTwistが$27M
・がん免疫治療薬のCheckmateが$27M
・生命科学研究開発支援サービスのLabConnectが$25M
・処方箋薬宅配のAlto Pharmacyが$23M
・人工呼吸器管理システムのART Medicalが$20M(胃逆流、唾液を監視)
・電子カルテ管理アプリのChartSpanが$16M
・医療教育のLucid Group Communicationsが$14M
・問題行動医療プログラムのMindstrongが$14M
・予防医療サービスのArivaleが$14M(DNA診断など利用)
・再生医療のAziyoが$12M
・睡眠改善ウェアラブルのDreemが$11M
・医療画像共有のFigure 1が$10M(Verizonも出資)
・イオントフォレシス局部麻酔のTuskerが$10M(小児中耳腔換気用チューブ挿入手術向け)
・脳動脈瘤治療機器のEvascが$10M
・骨移植片のGreenBoneが$9M(植物由来;竹)
・抗体医薬品のORUMが$8M
・眼科疾患治療薬のOcugenが$8M(眼移植片対宿主病など)
・ヘルスケアSNSのMyHealthTeamsが$7M
・バーチャルクリニック(遠隔診療)のCarenaが$6M
・がん治療薬のCybrexaが$6M(DNA修復阻害剤)
・問題行動ビデオ遠隔医療のRegroupが$6M

<教育、人材、働き方>

・従業員アンケートのCulture Amptが$20M(満足度の業界ベンチマーク比較)
・人材採用プラットフォームのEnteloが$20M
・大学授業支援のTop Hatが$8M(BYODソリューション)

<ICTインフラ、エンタープライズ、マーケティング>

・仕事用メッセージングアプリのSlackが$500M(募集中)
・事業継続リスク管理のFusion Risk Managementが$41M
・ビデオ配信最適化のConvivaが$40M
・契約管理のExariが$24M
・コンピューティングプラットフォームのInstabaseが$23M
・在庫処分マーケットプレースのINTURNが$23M
・データ・エンリッチメント・プラットフォームのCrowdFlowerが$20M
・Eコマース物流サービスのShipBobが$18M
・ITソリューションのaXiomaticが$17M(BPR、地理空間データシステムなど)
・電子署名のHelloSignが$16M
・コグニティブクラウドのCognitiveScaleが$15M(機械学習による顧客エンゲージメントなど)
・営業促進プラットフォームのHighspotが$15M(マーケティングと販売の連携支援;Salesforceも出資)
・フィールドサービス管理のDispatchが$12M
・サイバセキュリティのSqrrlが$12M(ビッグデータ解析による不正検知)
・Eコマース新規顧客開拓のROKTが$11M
・企業法務ツールのAtrium LTSが$11M
・なりすまし対策のTrusonaが$10M(IDカードリーダつきスマホトークン)
・オープンソース利用管理のWhiteSourceが$10M
・商業不動産マーケティングのBuildoutが$8M
・従業員位置情報APIのHyperTrackが$7M
・B2CマーケティングのZaiusが$7M(CRM)
・ライブ動画取得管理のMake.TVが$7M(放送局向け)
・携帯端末検知のBlueFox.IOが$7M(店舗内マーケティング、宿泊者数チェックなど)
・SNSコンテンツ効果解析のShareableeが$7M
・インターネット接続サービスのCommon Networksが$7M

<フィンテック、etc.>

・損害保険アプリのSureが$8M(コンシューマ向け)
・会計自動化のCeterusが$6M(スモールビジネス向け)

<メディア、コンシューマ>

・フィットネス教室アプリのClassPassが$70M(複数のジムを利用できる会員サービス)
・倉庫保管サービスのClutterが$64M
・モバイルゲームのScopelyが$60M
・自然派化粧品のYes Toが$56M
・クラフトピザのOath Craft Pizzaが$7M
・仮想現実エンタテイメントのNomadic VRが$6M
・モバイルゲームのTreasureHuntが$6M

* IPO以外は金額ベースで上位3件に絞り込んでいます。
他の案件はブログ版でご覧ください。
https://venturewatch.wordpress.com

【発行人】

TransCap 坂崎 昌平 – http://www.transcap.net

テックIPOレビュー(2017年5月)- Appian、Veritoneなど

12 Jun

先月はローコード開発プラットフォームのAppianが株式公開しました。初日に25%上昇しており、その後の株価推移も堅調です。ローコード開発(Low-code development;Rapid Application Deliveryとも言います)プラットフォームでは、GUI操作が中心でいちからコードを書かなくてもよいので、プログラミングの経験が少ない人であっても、ウェブやモバイルのアプリを短時間で作成できるそうです。出来合いのテンプレートやワークフローが用意されているので、IT部門のプログラマの作業負担を減らしたり、ビジネスマンがセルフサービスで業務アプリを作成したりできます。企業の様々な部門が様々な目的のアプリを使ってデジタル化(業務プロセス自動化)を進めることができ、日々の現場で生成変化する業務課題への迅速な対応や継続的な改善が可能になります。

類似のベンチャー企業として、Outsystems、Mendixなどがありますが、IPOはAppianが一番乗りとなりました。大手企業では、SalesforceがCRMの拡張機能を中心にAppCloud LightningやAppExchangeで同様のサービスを展開しています。最近ではEinsteinという人工知能による予測機能をアプリに実装できるようです。

人工知能関連では、Veritoneが株式公開しました。初日に13%下落しており、現在の時価総額は$172Mにとどまっています。同社の人工知能プラットフォームでは、Google、IBM、Microsoft、Nuanceなど複数の人工知能エンジンを使って、音声や動画などの非構造化データを解析できるそうです。もともとオンライン広告ビジネス(人工知能によるメディア検索・解析を生かした広告プレースメントなど)を展開していましたが、そちらの売上は減少傾向にあり、より汎用的なクラウドサービスへの業態転換を進めている最中とのことです。今回のIPOは、ハイプサイクルの幻滅期に入ったとも言われる人工知能に対する市場の冷静な評価が現れた形となりましたが、人工知能の応用普及の状況を把握する上で参考までに今後もウォッチを続けたい銘柄です。

【2017年5月のテックIPO】

Appian(APPN)
・ソフトウェア(バージニア州Reston)
・企業向けアプリ開発プラットフォーム
・設立1999年、従業員753名
・売上$135M、損失$18M、時価総額$704M
・$75M調達、初日25%上昇

SMART Global Holdings(SGH)
・エレクトロニクス(カリフォルニア州Newark)
・メモリ製造;DRAM、Flash;ブラジル市場向け
・設立1988年、従業員1,139名
・売上$627M、損失$8M、時価総額$228M
・$58M調達、初日22%上昇

Veritone(VERI)
・ソフトウェア(カリフォルニア州Newport Beach)
・人工知能プラットフォーム;メディアなど非構造化データ解析
・設立2014年、従業員150名
・売上$9M、損失$30M、時価総額$208M
・$38M調達、初日13%下落

【発行人】

TransCap 坂崎 昌平 – http://www.transcap.net

米国IPO週報 – 2017/06/12

10 Jun

【米国IPO】

6月5日の週は2社が株式公開しました。

Plymouth Industrial REIT(PLYM)
・REIT(マサチューセッツ州Boston)
・工業不動産投資;物流センター、倉庫、工場など
・設立2011年、従業員9名
・売上$20M、損失$23M、時価総額$89M
・$55M調達、初日n/a

ShotSpotter(SSTI)
・SPAC(デラウェア州Newark)
・発砲検知警報システム;銃声から位置を特定
・設立2004年、従業員70名
・売上$17M、損失$6M、時価総額$100M
・$31M調達、初日31%上昇

【ベンチャーM&A】

ベンチャーおよびテクノロジー関連のM&Aでは下記のような案件が話題になりました。

・Agency of TrillionsをIndiegogoが買収(イノベーション支援)
・PlacedをSnapが買収(広告効果測定;実店舗送客)
・SépageをTravelsoftが買収(旅行業データ解析)
・FieldlensをWeWorkが買収(建設現場コミュニケーション)
・Boston Dynamicsをソフトバンクが買収(ロボット;Googleから)
・Schaftをソフトバンクが買収(ロボット;Googleから)
・FoodlerをGrubHubが買収(食事宅配)

【ベンチャーファイナンス】

未公開企業による資金調達のなかで目立ったものをご紹介します。

<半導体、エレクトロニクス、モビリティ、etc.>

・高級スマホのEssentialが$300M
・電動バイクのAlta Motorsが$27M
・工場アプリのTulip Interfacesが$13M(IoTデータ解析と連動)
・スピーカーアレイのComhearが$12M(オーディオ、電話会議向け)
・材料化学データのCitrine Informaticsが$8M(人工知能で整理、マッチング)
・リアルタイム3DマッピングのCarmeraが$6M(自動運転向け)

<エネルギー、環境、農業、etc.>

・鉱業のBlackRock Metalsが$40M(バナジウム、銑鉄、チタンなど)
・地下水管理のMersinoが$20M(掘削・建設現場向け)
・モジュラー式高層住宅のFullStack Modularが$6M

<ライフサイエンス、ヘルスケア>

・補聴器のEarLensが$73M
・緑内障治療薬のTisburyが$32M
・希少遺伝子疾患治療薬のEloxxが$24M(嚢胞性線維症など)
・カメラ内蔵注射針のTriceが$19M(整形外科的診断機器)
・がん治療薬のQUE Oncologyが$16M(乳がん患者ホットフラッシュ治療薬も)
・うつ病治療機器のNeuroneticsが$15M(神経刺激;非侵襲)
・肺線維症治療薬のLungが$14M
・薬局検索サイトのDigital Pharmacistが$12M(薬局マーケティング)
・皮膚縫合ソリューションのZipLineが$12M
・止血剤のPlateletが$10M(血小板をiPS細胞から培養)
・睡眠時無呼吸診断アプリのRestedが$7M
・ヘルスケア個人情報管理のPatientoryが$7M(ブロックチェーン)

<教育、人材、働き方>

・オンライン講義のCourseraが$64M(MOOC)
・職業訓練プログラムのTrilogy Education Servicesが$30M(大学向け)
・匿名求職サイトのWorkeyが$8M

<ICTインフラ、エンタプライズ、マーケティング>

・オンライン広告DSPのMediaMathが$175M(融資枠)
・クラウドセキュリティのIllumioが$125M
・クラウドセキュリティのNetskopeが$100M
・高速検索APIのAlgoliaが$53M
・マスターデータ管理のRiversandが$35M
・ユーザ認証のYubicoが$30M(USBデバイスなど)
・IoTセキュリティのArmis Securityが$17M
・調達ソリューションのScout RFPが$16M
・スポーツビデオ撮影解析システムのPlaySight Interactiveが$11M
・ブランドマーケティングのAutomatが$11M(チャットボット)
・クラウドセキュリティのObsidianが$10M
・脆弱性診断のBalbixが$9M(ブリーチ対策)
・プロセス検証のStratumnが$8M(ブロックチェーン)
・メッセージングAPIのWavecellが$8M
・デジタルコンテンツ著作権収入管理のStem Disintermediaが$8M(YouTuberなど)
・オフィス食事宅配のChewseが$7M
・美容サロン業務管理アプリのShedul.comが$6M
・アフターサービス予測マーケティングのEntytleが$6M

<フィンテック、etc.>

・買掛金決済自動化のAvidXchangeが$300M
・投資管理プラットフォームのAddeparが$140M
・不動産投資マーケットプレースのCadreが$65M
・P2P決済アプリのPlynkが$28M(メッセンジャー)
・決済処理・資金繰り外注サービスのBAM Worldwideが$10M
・子供向けデビットカードのGreenlight Financialが$8M

<メディア、コンシューマ>

・インテリアデザイン情報サイトのHouzzが$400M(時価総額$4B)
・ビジュアルブックマークのPinterestが$150M(時価総額$12.3B)
・ゲーマー向けチャットアプリのDiscordが50M
・中古ブランド品売買サイトのThe RealRealが$50M(委託販売)
・食材宅配のShiptが$40M(スーパー買い物代行)
・アパレル製造直販のUntuckitが$30M
・シーフード料理キットのFishpeople Seafoodが$12M
・同性愛者向けホテルチェーンのmisterb&bが$9M
・ラジオ番組配信アプリのAudioburstが$7M(人工知能によるレコメンデーション)
・モバイルコマースのPackagdが$6M(TV通販のような商品説明動画)

【発行人】

TransCap 坂崎 昌平 – http://www.transcap.net

米国IPO週報 – 2017/06/05

2 Jun

【米国IPO】

5月29日の週は1社が株式公開しました。

KBL Merger Corp. IV(KBLMU)
・SPAC(デラウェア州Newark)
・ヘルスケア企業への投資および買収
・設立2016年、従業員2名
・売上なし、損失なし、時価総額$130M
・$100M調達、初日n/a

【ベンチャーM&A】

ベンチャーおよびテクノロジー関連のM&Aでは下記のような案件が話題になりました。

・CarriageをDelivery Heroが買収(食事宅配;中東市場)
・HelloWalletをKeyCorpが買収(個人財務アプリ)
・Constant TherapyをDigital Healthが買収(脳機能改善アプリ)

【ベンチャーファイナンス】

未公開企業による資金調達のなかで目立ったものをご紹介します。

<半導体、エレクトロニクス、モビリティ、etc.>

・産業ロボット向け電気接着搬送技術のGrabitが$25M(Samsung、Flextronics、DoCoMoも出資)
・スマート街灯のCIMCON Lightingが$15M
・モバイルアクセサリのGameviceが$13M(iPhone、iPadを高性能ゲームコンソール化)
・動画バックアップ編集ツールのMYGNARが$9M(ポータブルデバイス)

<エネルギー、環境、農業>

・住宅向け再生エネルギーのArcadia Powerが$6M(風力、コミュニティソーラー)

<ライフサイエンス、ヘルスケア>

・医療データ解析のOutcome Healthが$500M
・健康保険のBright Healthが$160M(シンプルで低料金)
・腰痛治療機器のSaludaが$53M(神経調節)
・がん治療薬のDecipheraが$52M(キナーゼ阻害剤)
・がんペプチドワクチンのBicycleが$52M
・脳神経外科手術システムのMonterisが$27M(MRI誘導レーザアブレーション)
・腸内毒素症治療のEvolveが$20M(新生児の腸内細菌構成の改善)
・人工軟骨のHyalex Orthopaedicsが$16M
・自家保険向け手術マーケットプレースのCarrum Healthが$7M

<教育、人材、働き方>

・子供向け電子書籍のEpic!が$8M(楽天も出資)
・教育ゲームアプリのYogomeが$7M

<ICTインフラ、エンタプライズ、マーケティング>

・ブランドマーケティングインテリジェンスのMarket Logicが$50M
・スモールビジネス向け業務SaaSのWaveが$32M(経理など)
・セッションアウェアルータの128 Technologyが$22M
・エンドポイントセキュリティのCounterTackが$20M
・郵便物トラッキングAPIのLobが$20M
・データフロー性能管理のStreamSetsが$20M
・コンバージョン最適化のAB Tastyが$17M
・ベンダーセキュリティのRiskReconが$12M(第三者リスク管理)
・貸別荘管理のEvolveが$11M
・SDNプラットフォームのZenlayerが$10M
・バーチャルアシスタントのRulaiが$7M(カスタマサポート)
・セールスレップ管理のPeople.aiが$7M

<フィンテック、etc.>

・信用販売プラットフォームのOctane Lendingが$70M(バイクショップが販売時に利用;融資枠)
・企業向け請求支払管理プラットフォームのBilltrustが$50M(売掛金回収の自動化と資金繰りの改善)
・レストラン向けiPad POSシステムのTouchBistroが$16M
・オンライン消費者金融のApplied Data Financeが$7M

<メディア、コンシューマ>

・マットレス製造直販のCasperが$75M(Targetも出資)
・社会変革プラットフォームのChange.orgが$30M(嘆願書の署名など賛同者を募るサイト)
・ニュースサイトのEuronewsが$30M(NBCも出資)
・大学キャンパス向けTVのPhiloが$22M(CBC、HBOも出資)

【発行人】

TransCap 坂崎 昌平 – http://www.transcap.net

米国IPO週報 – 2017/05/29

26 May

【米国IPO】

5月22日の週は3社が株式公開しました。

WideOpenWest(WOW)
・通信(コロラド州Englewood)
・全米第6位のケーブル事業者
・設立2001年、従業員3,000名
・売上$1.2B、利益$94M、時価総額$1.8B
・$310M調達、初日3%下落

Appian(APPN)
・ソフトウェア(バージニア州Reston)
・企業向けアプリ開発プラットフォーム
・設立1999年、従業員753名
・売上$135M、損失$18M、時価総額$704M
・$75M調達、初日25%上昇

SMART Global Holdings(SGH)
・エレクトロニクス(カリフォルニア州Newark)
・メモリ製造;DRAM、Flash
・設立1988年、従業員1,139名
・売上$627M、損失$8M、時価総額$228M
・$58M調達、初日22%上昇

【ベンチャーM&A】

ベンチャーおよびテクノロジー関連のM&Aでは下記のような案件が話題になりました。

・HexaditeをMicrosoftが買収(セキュリティアラート解析;$100M)
・Tava Indian KitchenをCurry Up Nowが買収(インド料理店チェーン)
・Other MachineをMakerBotが買収(デスクトップPCB試作機)

【ベンチャーファイナンス】

未公開企業による資金調達のなかで目立ったものをご紹介します。

<半導体、エレクトロニクス、モビリティ、etc.>

・中古車売買プラットフォームのAUTO1が$404M
・家庭用エアロバイクのPelotonが$325M(付属ディスプレイでレッスンライブ配信)
・ブラジル配車アプリの99が$100M(ソフトバンクも出資)
・レーダのEchodyneが$29M(メタマテリアル技術;無人機衝突回避など)
・人工知能プラットフォームのQieon Researchが$21M(機械学習)
・人工知能プラットフォームのOmni Aiが$20M(機械学習)
・家庭内コンテンツ消費管理のCircle Mediaが$10M(Disneyと提携)
・マリファナ検知器のHound Labsが$8M(呼気;ポータブル)
・バイクシェアのSkinny Labsが$8M(自転車)

<エネルギー、環境、農業>

・薄膜太陽電池のSiva Powerが$25M

<ライフサイエンス、ヘルスケア>

・感染症治療薬のIterumが$65M
・SBDD創薬のTP Therapeuticsが$45M(タンパク質の立体構造情報に基づく薬剤設計)
・がん治療薬のHarpoonが$45M
・内臓過敏/膵炎治療薬のOrphoMedが$39M
・患者モニタのVitalConnectが$33M(生体センサ)
・糖尿病/てんかん治療注射薬のXerisが$30M
・臨床試験データ収集ツールのMedrioが$30M
・がん治療薬のCANbridgeが$25M
・再生医療のOrganogenesisが$20M(糖尿病性足潰瘍治療など)
・健康サプリのBulletproofが$19M
・医師検索サイトのDocPlannerが15Mユーロ
・遠隔医療のLemonaid Healthが$11M(オンライン往診と処方箋薬通販)
・医療画像診断支援のVoxelCloudが$10M(人工知能)
・脳スキャン診断支援のVizが$8M(人工知能)

<教育、人材、働き方>

・従業員データ解析のQlearsiteが$8M

<ICTインフラ、エンタプライズ、マーケティング>

・ゲーム開発ツールのUnityが$400M(時価総額$2.6B)
・サイバセキュリティのTaniumが$100M(エンドポイント管理)
・顧客体験管理のServionが$74M
・B2BマーケティングのDemandbaseが$65M(Account-Based Marketing)
・協業管理のSmartsheetが$52M
・コンテンツデリバリのFastlyが$$50M(エッジクラウド)
・バーチャルカフェテリアのEAT Clubが$30M(オフィスランチ宅配アプリ)
・営業コミュニケーションのOutreachが$30M
・企業向けソフトウェア・レビューサイトのG2 Crowdが$30M(Linkedinも出資)
・クラウドアプリ性能管理のCloudwiseが26M
・モバイル広告のUnlockdが$23M
・文書管理のPandaDocが$15M(電子署名など)

<フィンテック、etc.>

・分散台帳プラットフォームのR3が107M(BoA、Wells Fargo、Intel、SBIも出資)
・オンライン保険代理店のPolicyGeniusが$30M
・資産管理ソリューションのPrumentumが$25M(人工知能と人間のアドバイザの組み合わせ)
・クレジットのZibbyが$14M(ノンプライム向け割賦販売)
・クレジットのBlispayが$12M(200ドル以上の商品で6か月以内に返済すれば無利子)
・仮想通貨先物取引所のLedgerXが$11M
・再生エネルギー投資評価SaaSのT-REXが$10M
・コンプライアンス管理のMerlon Intelligenceが$8M(マネーロンダリング対策)

<メディア、コンシューマ>

・食事宅配アプリのSnap Kitchenが$118M
・旅行カバン製造直販のAwayが$20M
・モバイルゲームのGameMineが$20M
・ゲーム開発のStillfrontが11Mユーロ(融資枠)
・食材宅配マーケットプレースのChef’dが$10M
・貸倉庫のTroveが$8M(宅配サービス付き)

【発行人】

TransCap 坂崎 昌平 – http://www.transcap.net

米国IPO週報 – 2017/05/22

19 May

【米国IPO】

5月15日の週は3社が株式公開しました。

argenx(ARGX)
・バイオ(オランダBreda)
・抗体治療薬;重症筋無力症、免疫性血小板減少症、皮膚T細胞性リンパ腫、急性骨髄性白血病など
・設立2008年、従業員67名
・売上15Mユーロ、損失21Mユーロ、時価総額n/a
・$100M調達、初日35%上昇

Bright Scholar(BEDU)
・教育(中国Guangdong)
・中国インターナショナルスクール運営
・設立1994年、従業員6,079名
・売上$163M、利益$6M、時価総額$1B
・$158M調達、初日28%上昇

G1 Therapeutics(GTHX)
・バイオ(ノースカロライナ州Research Triangle Park)
・分子標的治療薬;小細胞肺がん、転移性トリプルネガティブ乳がん、など
・設立2008年、従業員30名
・売上なし、損失$45M、時価総額$411M
・$105M調達、初日±0%

【ベンチャーM&A】

ベンチャーおよびテクノロジー関連のM&Aでは下記のような案件が話題になりました。

・Lattice DataをAppleが買収(ダークデータ解析;$200M)
・ApteligentをVMwareが買収(アプリ性能監視)
・InfogramをPreziが買収(データ可視化)
・nilandをSpotifyが買収(音楽検索)

【ベンチャーファイナンス】

未公開企業による資金調達のなかで目立ったものをご紹介します。

<半導体、エレクトロニクス、モビリティ、etc.>

・人工知能のYituが$55M(中国企業)
・ゲーム関連機器のRazerが$50M
・量子コンピュータのD-Waveが$30M
・持ち物トラッキングのTileが$25M(無線タグで盗難や紛失を防止)
・電気自動車充電ネットワークのChargepointが$24M
・トラック運行記録管理アプリのKeepTruckinが$18M
・車載電子制御ユニット(ECU)セキュリティのKaramba Securityが$12M
・ウェアラブル生体認証デバイスのNymiが$15M
・視覚障害者向け「視覚通訳」のAiraが$12M(スマートグラスからの情報をもとにオペレータが音声でアシスト)
・自動運転向けLiDARのTriLuminaが$9M(デンソー、CATも出資)
・自動車保証延長のProtect My Carが$7M

<ライフサイエンス、ヘルスケア>

・特発性肺線維症治療薬のGenoaが$62M
・後発薬のMSPharmaが$45M
・マイクロバイオーム治療薬のSynlogicが$42M(尿素サイクル異常症など)
・生命科学研究サービスマーケットプレースのScientistが$24M
・マイクロバイオーム治療薬のBIOMxが$24M(ニキビ、炎症性大腸炎など)
・家庭用健康診断機器のCueが$16M
・生命科学スタートアップ経営支援のXontogenyが$15M
・IoTセキュリティのMocanaが$11M
・認知症診断のNeurotrackが$10M(ウェブカメラ付き自宅パソコンで5分間)
・患者エンゲージメントのHealthLoopが$8M
・医療用チャットアプリのConversaが$8M
・臨床プロセス測定のLogicStreamが$6M

<教育、人材、働き方>

・EラーニングのCreativeLiveが$25M(クリエイティブ系ビデオ講座ライブ配信)

<ICTインフラ、エンタプライズ、マーケティング>

・エンドポイントセキュリティのCrowdStrikeが$100M(Googleも出資;時価総額$1B)
・ソフトウェア品質管理のQASymphonyが$40M
・地方自治体向け財務データ解析のOpenGovが$30M
・モバイルデータセキュリティのWanderaが$27M
・デジタル入場券のTiqetsが$17M(美術館、博物館、歴史的建造物など)
・ソフトウェア・デファインド・ワークプレースのFrameが$16M(Windowsアプリをクラウドにおいてブラウザで高速利用;Microsoftも出資)
・ウェブサイト顧客体験データ解析のFullStoryが$15M(Googleも出資)
・コンタクト管理のAffinityが$14M(VC向けCRMなど)
・ビジネスデータ解析のMode Analyticsが$13M(SQL、PythonによるBI)
・短期出店スペースのAppear Hereが$12M(賃貸物件マーケットプレース)
・コンテナセキュリティのAporetoが$11M
・B2BマーケティングのTerminusが$10M
・予測マーケティングのMintigoが$10M
・データ管理のAtaviumが$9M
・ブランド向けSNSマーケティングのSocial Nativeが$8M(コンテンツマーケットプレース)
・モバイル顧客位置データのCuebiqが$6M
・職場SNSアプリのteamBlindが$6M(匿名)

<フィンテック、etc.>

・インド決済アプリのPaytmが$1.4B(ソフトバンクが出資)
・金融機関向けメッセージングのSymphonyが$63M
・P2P売掛金融資のMarketInvoiceが45Mポンド
・商業不動産融資マーケットプレースのMoney360が$45M(融資枠)
・レストラン向けモバイル決済アプリのLevelUpが$37M(JP Morgan Chase、Googleも出資)
・地方公共事業クラウドファンディングのNeighborlyが$25M(地方債投資)
・決済アプリのVerseが$20M
・デジタル銀行プラットフォームのNumeratedが$9M
・金融機関向けブロックチェーンのPeerNovaが$7M

<メディア、コンシューマ>

・レストラン宅配のDelivery Heroが$421M
・ニュース動画配信のcheddarが$19M
・女性向けメディアのBrit + Coが$15M(DIYなど)
・ピザ注文アプリのSliceが$15M(地元ピザ店)
・雑誌デジタル購読のReadlyが$15M
・スポーツ賭博アプリのWinViewが$12M
・高級ペットフード製造直販のThe Farmer’s Dogが$8M

【発行人】

TransCap 坂崎 昌平 – http://www.transcap.net